数秘術の歴史

 

「絶対に1番じゃなくちゃイヤだ!」

 

そんな理由で、幼い子供たちが順番を巡って
争っているのを見たことはありませんか?
大人からしてみれば「何番だっていいじゃないか」
と思うようなことなのですが、子供たちにとっては重要な問題です。

 

例えば子供が5人いたとして。
1番目にブランコに乗るか、5番目か。
「1」がついたカップを選ぶか、「5」のカップか。
その違いは、彼らにとってはものすごく深い意味を持っているんです。

 

それはきっと彼らなりに
「1=リーダー的な存在。エラい人」
「5=最後。ビリっけつ。一番下っ端」
みたいな価値観ができあがっているからなんでしょうね。

 

このように、数字にはそれぞれ意味があります。
時間、日付、金額、順番・・・。
私たちは普段の暮らしの中で、何気なく数字を使っていますが
そこには一つ一つ秘められた意味があり、
その意味を知ることで人生をより善い方向に導いていくこともできるんですよ。

 

そのテクニックを体系的にまとめたのが、いわゆる数秘術。
数に秘められた意味を知る学問、とも捉えられますし、
もっと進んで「数を使って物事を分析する学問」
「自分を知るための学問」ともいえますね。

 

数学のようでもあり、心理学のようでもある。
ある種のアートとも言える。

 

・・・いろんな捉え方ができるのが、数秘術の最大の魅力!
知れば知るほど、その世界に魅了され、
どっぷりとハマり込んでいくこと間違いナシなのです。

数秘術の歴史

森羅万象を「数字」で表し、そこから意味を読み取る。
一見、数学のようでもあり、占いのようでもある数秘術ですが、
いつ頃、誰が始めてどんな形で広まっていった学問なのでしょうか。

 

専門書によれば、
数秘術の始まりは今から約25000年も前のこと。
エジプト・バビロニアの僧侶たちが、
自分や仲間を深く知るためのツールとして使っていたのが始まりだそうです。

 

約3000年前のマヤ文明でも使われていたそうですから、
古い時代から人間は「数」に興味を持ち、
数が私たちの生活に根差していたことがうかがえます。

 

その後、数の概念を体系的に解き明かしたのは、
みなさんもよくご存じであろう、ピタゴラス
数学で習う、「ピタゴラスの定理」を生み出した人です。

 

彼は、「世界は数字で表すことができる」と考え、
抽象的な概念も含めて全てを数で表そうとしました。

 

 

「数字を使うことによってカオスに秩序が生まれる」


 

って、名言ですよね。

 

数秘術では、私たち人間だって、
生年月日や名前を使えば一つの数字で表すことができ、
その意味を知ることでその人の内面を分析することができると考えます。

 

数学者であり哲学家でもあったプラトンの思想は
のちにプラトンによって継承されました。
さらに、アウグスティヌスに代表される
キリスト教の教父や学者によって研究され、
長い年月をかけて世に広まっていったのです。

 

かつては一部の選ばれた者のみが口頭で伝えていく学問でしたが、
やがて学問の知識のない一般大衆までもが数秘術を学び、
実生活に役立てるようになったというわけです。

数秘術でわかるコト

では、人々はなぜそこまで数秘術に魅了されるのか?

 

最大の理由は、「自分」を知ることができるからなのではないでしょうか。
自分はどんな人間で、自分が生きる人生にはどんな意味があるのか。
どんなことに向いていて、どんな人を愛するのか。
どんな使命を持って生まれてきたのか?
数秘術では、そこまで深く分析することができます。

 

自分自身のことは自分が一番わからなかったりするもの。
新たな気づきが生まれることで、
自分自身を客観的に眺めることができたり、
人生のアウトラインがはっきりしてきたり・・・
といった効果が期待できます。

 

また、数秘術は他にもこんなことに役立ちます!

 

家族やパートナーのことを理解できるようになる

自分以外の人の性質を分析することで、
「その人はどういう人なのか」
「どう付き合えばうまくいくのか」
といったことがわかるようになり、
人間関係での衝突を避けられるようになります。

 

また、子供の才能を伸ばす方法も見つかるかもしれませんよ。

 

 

自分や他人を「ありのまま」に受け入れられるようになる

それぞれ固有の数字を知ることで、
自分との本質的な違いに気づくことができるはず。
抽象的な説明よりも
「数字」というわかりやすい形で示されたほうが腹落ちしやすく、
一人一人の違い=個性を受け入れられるようになります。

 

 

人生に起こりくる変化の年や月がわかる

いつ引越すべきか、いつ転職すべきか。
今日、引越したらどうなるか?
といったことが数字で表れるので、
進むべき方向性を見誤らずに進めるようになるでしょう。

 

 

このように、数秘術のスゴイところは、簡単にいえば 
自分のこと、そして周りのことをのことをもっと深く知ることができる
ということ。
ある意味、「占い」としても使えるツールであり、
それもごくシンプルな形で答えをくれるので、
人々はその世界観に魅了されていくのです。

 

みなさんも、まずは自分自身のチャートを作って、
自分という人間を「数」で表してみましょう。
きっと、自分の人生がその数字に良くも悪くも支配されていることに気づき、
新鮮な衝撃を受けるに違いありません!